2010年7月22日木曜日

コーヒー発祥の地エチオピア①

             ブルーナイル・ティスイサットの滝エチオピア

モカに始まり…エチオピア編
さてエチオピアに「黄金の土」というお話があります。
昔、地図をつくりにヨーロッパから2人の探検家がやってきま
した。何年もかかり仕事を終えて、いざ帰国する時に、王の召
使いが靴についた土を丁寧にこすり落として申します。「…エチ
オピアの大地は、わたしたちの父であり、母であり、きょうだい
なのです。わたしたちはあなたがたをあたたかくもてなしたし、
めずらしいおくりものもさしあげました。けれども、エチオピア
の土は、わたしたちのもっているものの中で、一ばんたいせつな
ものなのです。ですから、たとえ、ひとかけらの土でも、さしあ
げることはできません。」 岩波お話の本・山の上の火より

四大文明発祥地の一つエジプトは「ナイルの賜もの」といわ
れます。きまって洪水を繰り返えし、豊穣をもたらすナイル河。
それはその河の源・ブルーナイルが発するアビシニア(エチオ
ピアの古名)高原の大地が、豊かな黄金の土であったことの
証でもあります。

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